詩歌館句集紹介
2022年版
2022年 「角川庭園 すぎなみ詩歌館」で開かれた歌会・句会で詠まれた作品をまとめました。短歌6グループ、俳句17グループに、講座がそれぞれに1グループの活動記録が出来上がりました。短歌と俳句が同時に掲載され、また指導の先生の個性を反映しての作品が並びます。「すぎなみ詩歌館」でしかできない小冊子だと思っています。
2021年版
2021年「角川庭園 すぎなみ詩歌館」で句会を開いた16グループ、2つの俳句講座で読まれた優秀句および指導の先生方の投句を句集として発刊しました。この句集を角川庭園のホームページで公開いたします。
俳句イベントの配信
橋本直先生講演2022 「季語で深まる俳句の魅力」~正岡子規から俳句甲子園まで~
2022年10月30日開催の角川庭園詩歌館まつり、橋本直先生講演「季語で深まる俳句の魅力」Zoom 配信をYouTubeでご覧になれます。講演の中で参照してる説明資料は以下のPDFで用意していますので是非ご覧ください
俳句トークショー2021
2021年10月31日開催 角川庭園詩歌館まつり「俳句トークショー」のZoom配信をYouTubeでご覧になれます。トークショーでは私は俳句で何を大切にしているか「句のきっかけから句ができるまで、句ができたあと」のテーマで 鴇田智哉、田島健一、宮本佳世乃、福田若之の先生方がお話されています。
角川庭園講座
角川庭園の開園以来続けてまいりました角川庭園講座を紹介します。
みどりあふれる庭園をのぞみながら、登録有形文化財の詩歌館で「創作・学び」の時間を過ごすことのできる講座で年間を通じての開催です。初心者の方にも気軽に楽しめる講座です。令和5年度の講座は以下の4講座です(令和5年度の募集は区報で案内され申込期間は2月1日から2月28日の予定です)、申し込み等詳細は以下のチラシを参照してください、また今後それぞれの講座のトピックスを案内していきます。
(終了)[令和5年度角川庭園講座 受講生募集 チラシ]
令和5年度各講座の紹介
やさしい俳句講座
講師の紹介: | 堀田 季可(ほったきか) 俳人、歌人、「楽園」主宰。句集「人類の午後」で2021年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、2022年度現代俳句協会賞受賞。「短歌」同人、2009年石川啄木賞(短歌部門) |
トピックス: | 「俳句とはなにか」から俳句づくりまで。平日にお仕事のある方、参加歓迎 |
やさしい短歌講座
講師の紹介: | 鶴田 伊津(つるたいつ) 「短歌人」同人。2023年より編集委員。「ロクロクの会」所属。現代歌人協会会員。歌集「百年の眠り」・「夜のボート」 |
トピックス: | 短歌初心者対象の講座。「短歌とはなにか」から短歌づくりまで |
東京散歩学入門
講師の紹介: | 松本裕介(まつもとゆうすけ) 一級建築士・建築史家、東京大学大学院修了 日本建築史学専攻、日本建築学会会員 |
トピックス: | だれよりも楽しく散歩するためのテクニックを学び、体験。歩きながら色々な物に興味を持ち、楽しく歴史を学びます。時には老舗の味を楽しみながら、、、 |
おくのほそ道講座
講師の紹介: | 林 誠司(はやしせいじ) 俳句商業誌「俳句界」「俳句四季」元編集長。 第25回俳人協会新人賞受賞 東海道・中山道・おくのほそ道歩き旅を実践 |
トピックス: | 俳句・旅・自然・古典文学・人生・・・、あらゆる魅力を凝縮した紀行文の名作「おくのほそ道」の世界をわかりやすく解説します。 |
すぎなみ詩歌館の俳句グループ紹介
多くの俳句グループが、角川庭園で句会を楽しまれています。2009年の開園以来、半年、年間の俳句講座を開いてきましたが、講座終了後、受講者の人たちが、講師の先生にお願いして出来上がった自主グループの他、多くの俳句グループがすぎなみ詩歌館を利用していただいております。
杉並は、阿佐ヶ谷文士村といわれていたように、多くの作家・文人に愛されてきましたが、俳句もさかんです。水原秋桜子、山口青邨、中村草田男などが住み、選者を務めた杉並区俳句連盟の俳句大会は、半世紀以上の歴史がありす。2021年の66回大会では、角川庭園で俳句を楽しまれている皆さんが、多数入選され、選者特選賞6句のうち4句に選ばれています。
これからも、角川庭園で俳句を読み、詠むことを楽しんでいただければ思っております。
はごろもの会 発足年 2007年1月
- 開講日 第2月曜日午前
- 参加人数 10人
- 講師 川上呉郎(かわかみ・ごろう)
昭和7(1932)年、広島県呉市生れ。小学校6年生から70歳まで独学で俳句を楽しむ。昭和33(1958)~平成5(1993)年まで裁判官、1994~2002年まで公証人。03年「河」入会、09年同人、14年退会。句集『多摩野』。
花芭蕉俳句会 発足年 2010年4月
- 開講日 第2木曜日午後
- 参加人数 8人
- 講師 俵木陶光(たわらぎ・とうこう)
昭和7年(1932)生まれ。かつて「馬酔木」に参加。角川詩歌館開館と同時に花芭蕉俳句会を立ち上げ今日まで12年継続している。「言葉はやさしく、思いは深く」がモットー。また杉並区制80周年を記念し区と協力し「すぎなみ詩歌館かるた」の作成者ともなっている。
句歌詩帖草藏 発足年 2010年4月
- 開講日 第1土曜日午後
- 参加人数 7人
- 講師 佐々木六戈(ささき・ろっか)
昭和30(1955)年、北海道生れ。詩人鷲巣繁雄の短歌集を読んで作歌を始める。1992年より俳句結社「童子」に参加。2000年に「百回忌」で第46回角川短歌賞を受賞。
02年、句歌詩帖「草蔵」、19年「艸」創刊。著書に「俳人セレクション」「歌人セレクション」「詩集成」ほか。
幻 戯 会 発足年 2010年10月
- 開講日 第2、4金曜日
- 参加人数 10人
- 講師 鎌田 俊(かまだ・しゅん)
昭和54(1979)年山口県生れ。千葉県在住。
「河」副主宰兼編集長。句集に『山羊の角』。
すてちまお会 発足年 2010年10月
- 開講日 第2日曜日午前
- 参加人数 19人
- 講師 阪西敦子(さかにし・あつこ)
さかにし・あつこ 昭和52(1977)年神奈川県生れ。祖母の勧めで7歳より作句。「ホトトギス」同人、「円虹」所属。日本伝統俳句協会新人賞受賞。『天の川銀河発電所』『俳コレ』入集。
荻窪句会 発足年 2012年6月
- 開講日 第1木曜日午後
- 参加人数 15人
- 講師 日下野由季(ひがの・ゆき)
昭和52(1977)年、東京都生れ。俳誌「海」編集長。第17回山本健吉評論賞、第42回俳人協会新人賞受賞。
句集に『祈りの天』『馥郁』。俳人協会会員、日本文芸協会会員。
青 丹 会 発足年 2012年10月
- 開講日 第1、3日曜日午前
- 参加人数 18人
- 講師 林 誠司(はやし・せいじ)
昭和40(1965)年東京生れ。「河」同人。句集『ブリッジ』『退屈王』第25回俳人協会新人賞受賞。俳句総合誌「俳句四季」「俳句界」編集長を勤め、現在「俳句アトラス」俳句愛好誌「海光」代表。
く る り 発足年 2013年4月
- 開講日 第3木曜日午前
- 参加人数 8人
- 講師 野口る理(のぐち・るり)
昭和61(1986)年、鳥取県に生れ。徳島県にて育つ。高校生のとき、瀬戸内寂聴の文学塾に参加したことをきっかけに俳句をはじめる。2011年、神野紗希、江渡華子とともに俳句ウェブマガジン「スピカ」創刊。同年、邑書林のアンソロジー『俳コレ』『天の川銀河発電所』入集。句集に『しやりり』。
スナメリ 発足年 2013年10月
- 開講日 第1木曜日午前
- 参加人数 14人
- 講師 髙柳克弘(たかやなぎ・かつひろ)
昭和55(1980)年、静岡県浜松市生れ。
「鷹」編集長。第19回俳句研究賞、第1回田中裕明賞、第22回俳人協会評論新人賞を受賞。句集に『未踏』『寒林』。評論集に『凛然たる青春』『どれがほんと? 万太郎俳句の虚と実』『究極の俳句』など。
泉 句 会 発足年 2014年4月
- 開講日 第2火曜日午後
- 参加人数 8人
- 講師 今泉康弘(いまいずみ・やすひろ)
昭和42(1967)年、群馬県桐生市生れ。高校時代から句作。「円錐」同人。第2回俳句空間新人賞、第12回山本健吉評論賞。評論集『人それを俳句と呼ぶ』(2019年)、『渡邊白泉の句と真実』(2021年)刊行。
俳句鴇の会 発足年 2014年10月
- 開講日 第1火曜日午前
- 参加人数 9人
- 講師 鴇田智哉(ときた・ともや)
昭和44(1969)年、千葉県生れ。1996年「魚座」入会、終刊後19年「雲」入会、退会後27年同人誌「オルガン」参加.句集に『こゑふたつ』『凧と円柱』『エレメンツ』。第16回俳句研究賞、第29回俳人協会新人賞、第6回田中裕明賞
ちのね俳句会 発足年 2016年4月
- 開講日 第4火曜日午後
- 参加人数 15人
- 講師 茅根知子(ちのね・ともこ)
平成10(1998)年 「魚座」入会、俳句を始める。2001年 第15回「俳壇賞」受賞。「絵空」同人、俳人協会会員。句集『眠るまで』『赤い金魚』
苗 句 会 発足年 2017年4月
- 開講日 第3火曜日午前
- 参加人数 14人
- 講師 鶴岡加苗(つるおか・かなえ)
昭和49(1974)年 広島県生れ。 「香雨」同人、編集担当。俳人協会幹事。句集『青鳥』。第2回俳句四季新人賞、第38回俳人協会新人賞。
すなおな句会 発足年 2019年4月
- 開講日 第1金曜日
- 参加人数 11人
- 講師 橋本 直(はしもと・すなお)
昭和42(1967)年愛媛県生れ。神奈川大学非常勤講師(俳句研究)。「豈」同人。現代俳句協会参与。合同句集『水の星』『鬼』、句集『符籙』
まどの会 発足年 2020年4月
- 開講日 第3土曜日午前
- 参加人数 11人
- 講師 田島健一(たじま・けんいち)
昭和48(1973)年東京生れ。「炎環」同人。同人誌「豆の木」「オルガン」所属。句集『ただならぬぽ』。
若之の会 発足年 2020年4月
- 開講日 第4月曜日午後
- 参加人数 11人
- 講師 福田若之(ふくだ・わかゆき)
平成3(1991)年、東京生れ。「群青」「オルガン」に参加。句集に『自生地』、『二つ折りにされた二枚の紙と二つのお留め金からなる一冊の蝶』。第6回与謝蕪村新人賞。
佳日句会 発足年 2021年4月
- 開講日 第3日曜日午後
- 参加人数 12人
- 講師 宮本佳世乃(みやもと・かよの)
昭和49(1974)年東京生れ。「炎環」同人。同人誌「オルガン」「豆の木」所属。句集『鳥飛ぶ仕組み』『三〇一号室』。第35回現代俳句新人賞。
荻窪令和会 発足年 2021年4月
- 開講日 第2土曜日午前
- 参加人数 11人
- 講師 柳元佑太(やなぎもと・ゆうた)
平成10(1998)年旭川生まれ。「澤」同人。短詩ブログ「箒」参加。第23回山本健吉評論賞。
安里琉太通信句会 発足年 2021年4月
- 締切日 第4土曜日
- 参加人数 10人
- 講師 安里琉太(あさと・りゅうた)
平成6(1994四)年沖縄生まれ。銀化、群青、滸同人。句集『式日』。第4四回俳人協会新人賞受賞。